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シミは衣類の悪性腫瘍!!早期治療が必要です!!
シミとは「通常通りに洗っても落ちない程度以上に繊維と結合した異物」の事を言います。
シミが付いてしまったら、出来るだけ早く除去するのが鉄則です。
シミが付いたままだと、そのシミが空気中に含まれる「酸素」の影響で時間の経過とともに変質していき(酸化作用)、取れにくくなるばかりか付着した繊維にも悪影響を及ぼし、時には生地を変色させたり、染色を侵して色抜けの原因となるなどします。
しみには様々な原因物質があり、それらの成分は比重の関係で下記の図のように幾つかの層が作られます。
一番外側が油溶性のシミ、その下に水溶性、蛋白(たんぱく)質、タンニン、色素という順番になります。
◆油溶性のシミ
:食用油、皮脂、グリスなど
◆水溶性のシミ
:汗、ジュースなど
◆蛋白質のシミ
:ご飯、牛乳、卵など
◆タンニンのシミ
:お茶、コーヒー、紅茶など
◆色素のシミ
:インク(ボールペン)など
シミ抜きは一番外側を覆っている油溶性のシミの処理から水溶性のシミの処理と順番に殻をはがして行く様に行うのが基本であり、この処理の順番を間違えると落ちるシミも落ちなくなってしまいます。
その為、もしお客様がシミをつけてしまった場合、無闇にしみ抜き処理をせず、シミが付いて何も処理をしていない状態のままお持ち頂くのが、一番安全確実で一番リーズナブルにしみ抜き出来る可能性が高くなります。
また、長期間気付かずに放置しておいてしまったシミは酸化作用が進行して変色してしまい、通常のシミ抜きだけでは落ちきれずに色素が残ってしまいます。この場合、漂白処理と言う「薬品による化学反応」を駆使して残留した色素を消していきます。
また、漂白処理でもどうしても消すことが出来ないガンコな色素が残ってしまったり、シミの影響によって生地の色が抜けてしまっていたりする場合があります。
その場合は「色補正」といった技術を使い、出来るだけ元の色合いに近づけるようにして、シミが分からなくなる程度まで修正する事も可能です。
この「色補正」の技術がきちんと身についている事で、今まで諦めていたシミを除去出来るようになります。
繰り返しますが、シミが付いてから時間が経つと、シミが変質して繊維を痛めてしまい、取れにくくなってしまいます。
ですので早めの処置をおすすめしています。
もし気づかずに悪化してしまったシミでも、あなたの大切な衣類のシミを落とせるかもしれません。
他店で落ちなかったと諦めていたシミや、その他の汚れにお困り・お悩みでしたら、早めにご相談下さい。
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