【本日の復元加工!!ちょっと良い仕事♪】

 

ポリエステル・キュプラ・麻混紡の男性物ジャケット。

 

左肩後ろに付いた茶色のシミを落とそうと、お客様ご自身でシミ抜きに挑戦した所、シミは抜けずに周りの色が抜けてしまった様です。

 

「何とか修正出来ないか」とのご希望でご来店され、クリーニング復元加工のご依頼を承りました。

 

通常のクリーニング処理後、先ずは残ったままのシミの除去処理から始めます。

 

元々色抜けしやすい生地に加えて、既にお客様ご自身がシミ抜処理をされている影響もあって、シミが変質して落ち難くなっており、慎重に丁寧にシミ抜きを行なっていく事で、問題ない程度までシミを除去する事が出来ました。

 

そしてその後、色抜けしてしまった部分に丁寧に色を加えて行く「染色補正」処理を行いました。

 

最近の、映光舎のシミ抜きビフォーアフターの画像はiPhone7のカメラで撮影しています。

 

染色補正で「この位でOKかな?」と言う程度まで修正して、シミ抜き後の写真を撮ろうとしましたが、カメラと言うのは結構シビアで、肉眼で見て分からない程度の色差も、しっかりと写し出します。

 

その微妙な色差を、カメラ越しに確認しながら更に埋めて行った結果、カメラを通してもほぼ分からない程度まで染色補正することが出来ました。

 

そんなシビアなカメラですが、意外と色味をシッカリと写し出すことは苦手な様で、特に今回のご依頼品の様な「紺色系」は、撮影の仕方によっては、全く違う色味となってしまったりします。

 

今回ご覧頂いたシミ抜き画像で「ビフォー」と「アフター」の色味が異なっていますが、「ビフォー」は処理開始前に慌てて撮影した為に上手く色が再現出来ておらず、「アフター」の方が実物に近い色味となっています。

 

何はともあれ、これでまた着用して頂ける様に成ったのではないかと思います。

 

喜んで頂けると嬉しいですね。

 

衣類に付着した「気になるシミ」を見つけた時は、ご自身で処理をせずに、そのままシミ抜きのご依頼をされた方が、安全でリーズナブルに、且つ高い確率でシミの除去が可能と思われます。

 

今回の様なケースも含め、クリーニングやしみ抜きなど衣類に関する事、何でもご相談下さい。

 

ご相談、お見積もりは無料ですのでお気軽に(^^)

 

クリーニング&ファッションケア 映光舎

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